オペラいろいろネタ情報

INDEX

オペラってサスペンス物の内容が多い
ヴェルディのオペラは殆どが悲劇や暗い内容
ヴェルディ作曲 歌劇「ドン・カルロ」
ヴェルディ作曲 歌劇「マクベス」
オペラってよくみると何処か映画と共通する物を感じる
オペラにはアジアの地域が舞台になった物も多い
オペラにはSFファンタジー的な物もある
オペラでのキャラクターの名前
オペラには同じ原作に複数の作曲家が作曲した物が多い
オペラの作品に関するスキャンダル
「スター・ウォーズ」とオペラ


YUKIがオペラに関して本で調べたり、ネットで得たり、人から教えてもらったり、或いはYUKI自身が思っているネタ情報をカキコしています。このコーナーは新しい情報を得たらネタを追加していく予定です。


「スター・ウォーズ」とオペラ
(YUKIの勝手な思い込み)

私は「スター・ウォーズ」の筋金入り大ファンなのですが、この「スター・ウォーズ」ってどこかオペラと共通する所があるのですよねぇ。
まずは、下の方の「オペラってよくみると何処か映画と共通する物を感じる」の所でカキコしている様に「トゥロバト−レ」のルーナVSマンリーコの対立がルークVSダース・ヴェーダ−の対立と共通している感じがあります。

他では、「カルメン」のドン・ホセとアナキン・スカイウォーカー!
これは純粋な心優しい人間が次第に転落していく所が共通しているかなぁ。。。
ドン・ホセは純真で母親思いの心優しい兵士でしたが、カルメンとの出会いでならず者に転落して、最終的には密輸団の一味に加入してカルメンをストーカーして殺してしまう。。。
アナキン・スカイウォーカーも心優しい母親思いの可愛らしいあどけない少年だったのが、次第に生意気になり、それが災いしてフォースの暗黒面へ転落、最終的には大勢の平和に暮らす人々を脅かすような恐ろしい人間へと転落、作戦に失敗すれば味方でも殺してしまうという恐ろしい人間に変貌します。
「カルメン」のドン・ホセの「ほっといてくれ!もう堕ちる所まで堕ちたのだ!」って言う台詞・・・これはアナキン・スカイウォーカーにも当てはまると思います。
けど、ドン・ホセよりアナキン・スカイウォーカーの破滅の方が凄まじい様な気がしますけどねぇ。。。
それで「ジェダイの復讐(帰還)」でのル−ク・スカイウォーカーは「カルメン」の3幕に登場するミカエラの様な役割に思えました。
ミカエラはならず者になってしまったホセを必死に元に戻し、母親の元へ帰らせようとします。
ルーク・スカイウォーカーも完璧に堕ちる所まで堕ちてダース・ヴェーダ−と化した父アナキン・スカイウォーカーを必死に元に戻そうとする姿が「カルメン」のミカエラと共通している様な気がします。
けど、破滅はアナキンの方が凄まじいけど、ドン・ホセは結局は最後は殺人犯になってしまうのが悲しいなぁ。。。
だけど最終的にはアナキンも目を覚ますけど死んでしまうのですよねぇ(--;)





オペラの作品に関するスキャンダル

(本を読んでいて得た情報)

オペラって作曲されても色々な理由で、クレームつけられたり上演禁止を求められたりもした作品もあるそうです。
その中で、最初は色々な難があった作品を挙げます。

まずはR・シュトラウス作曲「サロメ」。これ、台本に問題があるって感じで始めの頃はあちこちで上演禁止にされてしまったようです。何せこのストーリーって誰もが知ってると思うけど、ストーリーの内容がとにかく過激と言うか、エロスにホラーっぽい雰囲気の描写があるから、そんな事で引っかかったのかなぁ。。。
けど、このオペラ・・・最近ではサロメを演じる歌手に寄っては本当に☆☆☆(想像にお任せ)なる歌手もいるようです。問題の箇所は私は多分7つのベールの踊りのシーンと推測しています。

あとは、ヴェルディのオペラも数作程引っかかったものもあったとか・・・。
「スティッフェリオ」がテーマが時節に合わないという理由で検閲に引っかかったそうです。そこで、後に「アロルド」と題名を変えて元の「スティッフェリオ」の自筆の原稿を捨ててしまったとか・・・。しかし、最近になってオリジナルのコピーが発見されて1世紀ちょっと経ってから復活上演されたそうです。
「リゴレット」も引っかかったそうです。これは元はパリが舞台でフランソワ1世のご乱行がテーマだった様で、そんな事でイタリア当局が上演を禁じたそうです。そこで舞台をマントヴァに変えてキャラクター名もタイトルも変更してようやく上演が出来る様になったそうです。
「仮面舞踏会」も「スティッフェリオ」と同じく検閲に引っかかったみたいです。これは元はスウェーデン国王グスタフ3世暗殺事件(オペラではグスターヴォってなってましたが・・・)がテーマで、その事で引っかかったようです。そこで、これもキャラクター名等の設定の変更で初演されたようです。このオペラは最近では、主人公が変更後のリッカルドでも上演されていますが、元々のグスターヴォ3世でも上演されたりもしているようです。





オペラは同じ原作に複数の作曲家が作曲した物が多い
(本を読んでいて得た情報)

これ、案外オペラファンの間では殆どの人が気付いていると思いますが、オペラのストーリーの元になっている小説や戯曲なんかが同じ物で、それに複数の作曲家が作曲しているのがけっこう沢山あります。

まずは「オテロ」。これはシェイクスピアの物で、確か元の原題は「オセロ」だったと思いますが、これはヴェルディとロッシーニが作曲しています。有名なのはヴェルディの方がどちらかと言うと目立っていますが、ロッシーニのものも時たま名前を聞く(変な言い方)事があります。ロッシーニの「オテロ」はテノールのキャラが多いとか・・・。けど、ヴェルディの音楽とロッシーニの音楽って聴いた感じでは全く正反対(ヴェルディはドラマティックだしロッシーニは軽快だし)って感じなのですが・・・。けどロッシーニの「オテロ」ってどんな感じなんだろ・・・?(まだ聴いた事が無い)

「ボエーム」も有名なのはプッチーニのものですが、これももう1人・・・レオンカヴァッロも作曲しているそうです。
ちなみにストーリーを紹介しているヴィーヴェス作曲のサルスエラ「ボヘミオス」。ストーリー展開は「ボエーム」とは違った展開になっていますが、これも「ボエーム」の原作がベースになっています。

「セヴィリアの理髪師」これはロッシーニのものが殆どですが、これもロッシーニが作曲する前にパイジェッロという作曲家が先に作曲していたそうです。ロッシーニがこのオペラを作った当時、パイジェッロのファンというのか、パイジェッロ派の人達にかなりバッシングというか、ブーイングというか・・・そういうものを浴びせられたとか・・・。
ちなみにモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」がこの「セビリアの理髪師」の続編だったと思います。

「ファウスト」も複数の作曲家が作っていますよねぇ。
これはゲーテの詩劇「ファウスト」に基づいたものですが、グノーとボイートが作曲しています。
グノーは題名もそのままですが、ボイートは「メフィストフェ−レ」で悪魔メフィストフェ−レがタイトルロールになっていますよねぇ。けどグノーの「ファウスト」も悪魔メフィストフェレスの存在感が圧倒的にあるような気がします。何かこの悪魔が全てを操っているって雰囲気にも思えるんだもん・・・(^^;;)
ちなみにオペラのストーリーはグノーの「ファウスト」はマルガリ−テとの恋で終わっていてファウストの最期がどうなっているのかイマイチ分かり難いのですが、ボイートのオペラではマルガリ−テの死後の展開もあるみたいでした。それで、ファウストも最期は死んでしまう展開になっていました。
けどグノーも元々はゲーテの「ファウスト」全体をベースに作曲していた様なのですが、時間が思い切り長時間になる為に、改訂していって最初の部分だけにしたとか・・・。
ちなみにベルリオーズの「ファウストの傲罰」(漢字・・・これだったかな・・・?間違っていたらすいません)ってのもありましたねぇ。これの事はもひとつ良く分からないんだけど・・・キャラクターでファウストとマルガリ−テも出てきてたと思う・・・。





オペラでのキャラクターの名前
(本やネットで見つけた情報)

オペラって歴史上人物をモデルにしたストーリーが多いけど、これって・・・お国柄なのか・・・名前が変えられている事が多いのですよねぇ。。。
その中で幾つか挙げます。
まずは「マリア・ストゥルダ」(ドニゼッティ作曲)。このタイトルロールは昔のスコットランド女王メアリー・スチュアートがモデルだそうです。メアリー・スチュアートはエリザベス1世との対立(?)か何かで処刑された女王です。
ちなみにこのオペラではエリザベッタって出てきていたと思うのですが、これはエリザベス1世だったと思う。。。
「アンナ・ボレーナ」(ドニゼッティ作曲)このタイトルロールはイギリス国王ヘンリー8世(だったかな?)の王妃であるアン・ブーリンがモデルになっていて、アン・ブーリンも打ち首にされてしまったのですよねぇ。。。ちなみにヘンリー国王は確かオペラでは「エンリーコ」でしたね。
英語の名前をイタリア語の名前
置き換えているのでしょうねぇ。

オペラでは「エリザベッタ」っていうキャラが多いけど、「ドン・カルロ」(ヴェルディ作曲)のエリザベッタは確かエリザベートだったし、ちなみにタイトルロールのドン・カルロは本当はカルロスって名前ですよねぇ。
ちなみにフィリッポ2世は本当はフェリーぺ2世だし・・・。

こんなふざけた意見を出したら・・・「何考えとるんだー!」って言われそうですが・・・ちょっとパロッている様な気も・・・(^^;)
まぁ、映画ではパロディが多いし・・・映画好きが映画の影響を受け過ぎている・・・と思って多めに見てやって下さい(^^;)
多分国によって、その国の言葉の読み方とかスペルの都合などで、読み方が変えられているのかしら・・・?と私は勝手に想像もしています。。。






オペラにはSFファンタジー的な物もある
(YUKIの適当な思い込み)

オペラって現実的な物が目立っていますが、全部がそうではありません。
オペラ・ファンの間ではまぁまぁ知っているとは思いますが、中にはSFファンタジー物もあります。
その中でいくつか挙げてみると・・・。

まずは「魔笛」(モーツァルト作曲)。これっておとぎ話的で映画にでもなったら特撮が使えそうなタイプだと思います。(映画になってたかな・・・)
それから「ニールンベルクの指輪」シリーズ4作(ワーグナー作曲)。これが凄い特撮映画になりそう。。。TVで観た事がありますが舞台ででも、この作品に関しては4作ともかなりの大掛かりな舞台装置がセットされていました。(これ私の思いでは、ジョージ・ルーカス監督の製作総指揮で映画化されたら良いのに・・・と何時も思っています。けど4作はかなり長い期間がかかるだろうな・・・)
「ラオールの王」(マスネ作曲)。これも悲劇ですが非現実的でファンタジー的です。けど、これ主人公が1度死んで生き返って、それでまた死んで・・・(2回も主人公を死なせている)っていう構造が・・・ちょっと異色的?って雰囲気に思えます。(これも映画になったら良いのに!もちろん、アリムは絶対にルイス・リマで!けど、特撮は大掛かりな感じにはならない様な雰囲気に思えますが・・・)
「サムソンとデリラ」(サンサーンス作曲)も、悲劇ですがラストは人間が何も機械を使用せずにたった独りで建物を破壊してしまうというのですから、これもちょっとSFっぽい気がします。


オペラにはアジアの地域が舞台になったものも多い
(色々な本やネットの解説なんか見て)

オペラって大体がヨーロッパ辺りが舞台になっているものが多いけど(何せイタリアが発祥だし)、けど中にはアジア地域が舞台になっている物も多いですよねぇ。
この中でアジアが舞台になっているものって言えば・・・幾つか挙げます。

まず誰でも知っていると思いますが、「蝶々夫人」(プッチーニ作曲)は有名ですよねぇ。これ明治時代の長崎が舞台ですが、この物語も当時実在の日本人女性がモデルになっていたと思います。
ヨーロッパの有名作曲家が作ったオペラで日本が舞台のオペラは、この「蝶々夫人」が目立っていますけど、実は私の記憶ですが、「イリス」(マスカーニ作曲)もそうだったと思います。
「イリス」は全曲ではまだ観た事が無いのですが、学生時代にチラッと人に映像を部分的に見せてもらった記憶があります。
これ、登場人物の名前が日本の地名になっているキャラがあるんですよねぇ。。。(^^;) 確か登場人物で「京都」「大阪」ってなっていたと思います。(このキャラ名、感じかカタカナかは忘れましたが・・・^^;) ちなみにタイトルロールのイリスも日本人の女の子って感じだった記憶があります。

日本以外では、自分に求婚して来た外国の王子を片っ端から打ち首にしてしまう恐ろしい王女の物語「トゥーランドット」(プッチーニ作曲)が中国。

あとは、「ラクメ」(ドリーブ作曲)と、このサイトで紹介している「ラオールの王」(マスネ作曲)はインドが舞台になっているオペラです。


オペラってよくみると何処か映画と共通する物を感じる
(YUKIの勝手な思い込み)

オペラって中には映画と何処か共通する物を感じるんですよねぇ。。。
私が勝手に感じているオペラと映画を挙げてみます。(例えばですけど・・・)

「トゥロバト−レ」「スター・ウォーズ」

まあ言えば、肉親同士で対立しています。「トゥロバト−レ」はルーナ伯爵VSマンリーコ、「スター・ウォーズ」はルークVSダース・ヴェーダ−って感じですね。ルーナとマンリーコは生まれて直に引き離された実の兄弟。ルークとダース・ヴェーダ−は実の親子で、これもルークが生まれて間もなく引き離されています。ちなみにルークとレイアは対立はしていませんが、2人は双子の兄妹で、この2人も生後直に引き離されています。
「トゥロバト−レ」も
スター・ウォーズ」も命をかけた争いが背景にあります。スター・ウォーズ」はダース・ヴェーダ−が死ぬ前に自らが間違った道に進んでしまった事に気が付くのですが、「トゥロバト−レ」ではルーナとマンリーコは最後まで自分達が実の兄弟である事を知らず、兄が弟を処刑してしまうという悲惨な結末となっています。この点ではまだ「スター・ウォーズ」の方が救われた感じがありますけどねぇ。。。

「友人フリッツ」「コルベット・サマー」
この2つはオペラ「友人フリッツ」の主人公フリッツと「コルベット・サマー」の主人公ケニ−ですが、どちらも女に興味が全くないというか殆ど無いってところが似ています。
フリッツは金持ちの農場の地主で女性に興味が無い独身主義者、ケニ−は車キチガイの少年でこれも最初は車の事しか頭に無かったって感じです。ところが・・・フリッツはスゼールという小作人の貧しい娘と出会う、ケニ−はバネッサという水商売風の女の子と出会う事でこれまでに無かった感情を抱くようになり、どちらも最終的には女の子と結ばれるという結末が共通している様な気がします。


「椿姫」と「プリティー・ウーマン」
これは案外気付いている人が多いのでは・・・?と思いますが、金持ちと娼婦というかコール・ガールというか・・・まぁ言えばちょっと風俗的な女性との恋愛物語と言う所が共通しているように思えます。
この「プリティー・ウーマン」では劇中に実際に「椿姫」を主人公達が鑑賞するシーンがありますし、BGMで「椿姫」の中のヴィオレッタがアルフレードに別れを決意する時に歌われる歌が流れているのですからねぇ。
だけど、「プリティー・ウーマン」はハッピー・エンドだったけど、「椿姫」はヴィオレッタがアルフレードと再会したと思ったら直に病死してしまうという悲劇で終わっていますよねぇ。
ちなみに「椿姫」も実在の高級娼婦がモデルになっていたと思います。

ヴェルディ作曲 歌劇「マクベス」(図書館で見た本からの情報)

これ作曲は1846年か1847年頃なんだけど、改訂版が1865年頃に作られたんだってぇ。。。で、この改訂版には3幕にバレエが入るみたいです。
最近の上演ではこの改訂版でやってるみたいなんだけどバレエは殆どカットされているみたいなんです。
ちなみにこのバレエは長いバレエ・シーンだそうです。
3幕って確か魔女の森のシーン。魔女の踊りでもあるのかなぁ。

ヴェルディ作曲 歌劇「ドン・カルロ」(ラジオ放送や本やネットその他諸々で仕入れた情報)


これ、最初はフランス語の5幕9場でバレエ付きで作曲されたとか。。。それで、その後にイタリア語による4幕版に書き換えられ、それからまた5幕8場のものに書き換えられたとか。。。
このオペラ、私自身全曲で映像・録音含めて
5回程観たり聴いたりしたけど、特に5幕版の第1幕が上演によってかなり違うんですよねぇ。(^^;)
1幕って大体は狩の男性合唱で始まって、その次にカルロの「フォンティーヌ・ブロー、広大で淋しい森」とかいうアリアで入っているのが多いけど、ラジオで聴いたメトロポリタン歌劇場の演奏しているCDのものってまた違うんですよねぇ。これ、私の記憶では最初に淋しそうな暗い感じの序曲で始まって、それから木こりか何かのバリトンだったかバスだったか(うる覚え・・・^^;)のソロがカルロのアリアの前に入っていたのを覚えています。
フランス語のバレエ付きの5幕9場のもの・・・っていうの、これ、昔ラジオで聴いた情報ですが・・・この形式の物って・・・聞いた事がないです(^^;) けどフランス語で歌われるのって割と聞きます。
けど、4幕版っていきなり最初からカルロが失恋してどん底に叩き落されたって感じで落ち込んでいるから、ストーリーとしては・・・ちょっと・・・やはり5幕版がいいなぁ。けど、時間はかなり長いなぁ。休憩入れなくても3時間半〜4時間近く・・・休憩いれたら・・・5時間程度か・・・うわ〜、長い!

ヴェルディのオペラは殆どが悲劇や暗い内容
(本で見た情報)

ヴェルディのオペラって殆どが悲劇と言うか・・・暗い内容のものが多いのですが、2番目に作曲された「にせのスタニスラオ」が喜歌劇でレチタティーボセッコ付きのものだそうです。これ、本の情報ではかなり軽快な感じでロッシーニのオペラといい勝負をしてそうな雰囲気で、それに付け加えてヴェルディならではの雰囲気も持っているとか・・・。
けど、この「にせのスタニスラオ」(別名・・・王国の一日)は、劇場側が契約でオペラ・ブッファの作曲を要求してきたそうですが、当時ヴェルディは自身が病気になったり、愛妻を病気で亡くしたりとかいう不運続きでこの作曲には乗り気ではなかったとか・・・。そして初演は失敗だったそうです。上演もこれ1回限りで打ち切られたみたいです。
この後はヴェルディは喜歌劇を作曲しようとしなかったとか・・・。それで、この次のヴェルディの喜歌劇は最後の「ファルスタッフ」だそうです。
言われてみれば・・・ヴェルディのオペラは悲劇が圧倒的に多いと思います。何か殺人・自殺・陰謀・処刑etc・・・こう言うのが凄く目立つような気がします。
そう言えば・・・この「にせのスタニスラオ」ってオペラは題名だけは聞いた事はあるものの・・・曲は全く聞いた事が無いし、上演されているのもあまり聞かないですねぇ。(^^;) けど最後の「ファルスタッフ」・・・これは超有名ですよね!

オペラってサスペンスものの内容が多い
(本でストーリーなんかを見て感じた事)

色んなオペラの本なんかを読んだり、実際に全曲を映像で観ると・・・サスペンス物が多い様な気がします。
ようするに、テレビドラマや映画のサスペンス物といい勝負をしてそうな内容が多いです。
サスペンスって雰囲気のオペラって言えば(私の感覚でカキコしています)・・・「カルメン」 「アドリア−ナ・ルクヴルール」 「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」・・・この辺が凄く目立っているんですよねぇ(変な言い方ですが・・・^^;)
ストーカー、恋愛のもつれ、不倫などから殺人に発展してしまうような物が多いと思います。なかでも実話がテーマになっているものもけっこうあります。人から教えてもらったのですが「アドリア−ナ・ルクヴルール」も実際の事件がテーマで、女同士の恋人の奪い合い(?)みたいな物が背景にあって、それでラストは殺人に発展。「道化師」も実際の事件が元になっていた様な・・・。
ちなみに「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」ってよく2本立てで上演されてるのを見かけます。(まぁどちらも、上演時間が1時間ちょっと程度の時間だから・・・) それで、レオンカヴァッロの「道化師」の作曲ってのが、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の影響を受けてと言うか、刺激されて作曲したみたいです。

オペラのストーリーはかなり過激な雰囲気はありますが、音楽はさすがに皆美しいのが多いです。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」の序曲は最近時々TVCMで流れている時がありますが、癒された雰囲気の序曲です。けど、このオペラってストーリーは泥沼というか・・・けっこうハードな内容のサスペンスです。浮気、不倫、殺人がそろっています。

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