有名オペラのストーリー・ジャンル分け2

悲しいラブ・ストーリー
ドニゼッティ作曲 「ランメルモールのルチア」
お互いが敵対関係にあたる家に生まれた恋人同士の悲劇的な恋愛物語。
プッチーニ作曲 「ボエーム」
屋根裏部屋で出会った詩人の男性とお針子の女性だが、お針子のミミは胸の病を患っていた。
ヴェルディ作曲 「運命の力」
恋人同士のアルヴァ−ロとレオノーラが周囲から逃れる為に駆け落ちをするが、レオノーラの兄カルロが復讐の為に2人を追跡する。
ベッリーニ作曲 「カプレーティ家とモンテッキ家」
大抵の人が知っているシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」がベースとなっている。
ちなみに「ロミオとジュリエット」はグノー作曲のオペラもある。
ワーグナー作曲 「トリスタンとイゾルデ」
愛の薬を飲んで惹かれあう恋人同士だが、事の成り行きを知らない王は自分の妻となった筈のイゾルデと甥っ子のトリスタンの逢引を見て激怒して、悲劇的な結果となる。

プッチーニ作曲 「マノン・レスコー」
金持ちのジェロンテの愛人となっているマノンだが、本当は騎士のデ・グリュ−が好き。マノンがデ・グリュ−と一緒に逃げようとした時に逮捕され、荒野へ流刑となってしまう。
マスネーも「マノン」と言う題でで、このアヴェ・プレヴォ原作のオペラを作曲している。
ハッピーなラブ・ストーリー
ドニゼッティ作曲 「愛の妙薬」
農夫の青年が地主の娘に恋をしているが、あまり相手にされない。そこでインチキ薬売りから惚れ薬を買ってでも女の子の気を引こうとする。
マスカーニ作曲 「友人フリッツ」
独身主義で女の子に興味が無い金持ちの地主は次第に小作人の娘に惹かれてゆき、娘も彼の事が好き。
モーツァルト作曲 「コシ・ファントゥッテ」
老人が恋人同士である2組のカップルに関して、女はいずれは気が変わると決め付け、それに対して怒ったカップルの男性2人は、自分の恋人は絶対に浮気はしないと金をかけて、そこから色んな工作をしてカップルの女性達が浮気をするようになるか確かめようとする、超面白い恋愛コメディ。
歴史上人物がモデルの有名オペラ
ヴェルディ作曲 「ドン・カルロ」
16世紀後半頃のスペインの王子ドン・カルロス(ドン・カルロ)と父であるスペイン国王フェリーぺ二世(フィリッポ二世)の葛藤を描いたもの。
フォンテンブローの森で出会ったドン・カルロとフランス皇女エリザベッタはお互いに惹かれあうが、政治的な理由で2人の仲は引き裂かれる事に・・・。

ヴェルディ作曲 「仮面舞踏会」
大抵は主人公がリッカルドで上演されているが、元々はスウェーデン国王グスタフ3世(グスターヴォ3世)がモデルになっている。
グスターヴォ3世は友人であるレナ−トの妻アメーリアと不倫の関係になるが、その結末は・・・。

ドニゼッティ作曲 「アンナ・ボレーナ」
16世紀のイギリス国王ヘンリー8世(エンリーコ)の第2王妃アン・ブーリン(アンナ・ボレーナ)にまつわる物語。
アンナは王妃ではあるが、元彼のペルシーの事が忘れられない。
それで最後は不貞の罪で死刑を宣告されるんです。
SFファンタジー
グノー作曲 「ファウスト」
年老いた博士であるファウストは悪魔の力で青年に変身。そしてマルガリ−テという女の子と恋に落ちるが、ラストは衝撃的。
ワーグナー作曲 「ニーベルングの指輪」4部作
神々の世界や人間の世界なんかが描かれていて、世界を支配すると言う指輪をめぐる物語。
ちょっと映画の「ロード・オブ・ザ・リング」と雰囲気的に似ている様な気もする。
サスペンス
チレア作曲 「アドリア−ナ・ルクヴルール」
1人の男性を挟んだ2人の女の争い。最後は殺人に発展する。
レオンカヴァッロ作曲 「道化師」
旅芸人の座長の妻が浮気をした事が元で、遂に最後では座長は妻と不倫相手の青年を殺害。
おとぎ話的な物
モーツァルト作曲 「魔笛」
魔物に追われて気を失った王子は夜の女王の侍女に助けられて、悪魔に捕らえられた女王の姫君を救いに行く。
フンパーディンク作曲 「ヘンゼルとグレーテル」
誰もが知っているグリム童話。仕事もせずに遊んでいる幼い兄妹を見かねて母からの命令でイチゴを摘みに森の奥へ・・・。そこで魔女と遭遇。
メノッティ作曲 「アマールと夜の訪問者」
母親と住んでいる足の悪い少年の家に3人の王がやって来て、王達をもてなす。最後には奇跡が起こる。



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